「袴」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、はかま/ももひきなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、衣部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「袴」
字体
読み 音読み
訓読み はかま
ももひき
部首 衣部
糸部
画数 総画数 11画
部首内画数 衣部6画
糸部6画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

袴_書き方
袴の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ももひきはかまの3種の読み方が存在する。

意味

はかま/ももひき

袴【はかま】
[Romaji]hakama

  • [服]参照かるさん(カルサン、軽衫)、たっつけぱかま(裁着袴、裁衣袴、立附袴)、あんどんばかま(行灯袴)、こしいた(腰板)
  • 下袴:したばかま(下袴)
  • 熟語

    袴【はかま】

    [Romaji]hakama

    [服]参照かるさん(カルサン、軽衫)、たっつけぱかま(裁着袴、裁衣袴、立附袴)、あんどんばかま(行灯袴)、こしいた(腰板)
    下袴:したばかま(下袴)

    袴下【こした】

    [Romaji]koshita

    [軍][服]ズボン下。
    ずぼんした(ズボン下)

    袴着【はかまぎ】

    幼児に初めて袴を着せ、成長を祝う儀式。
    古くは多く三歳、平安以降は男女の別なく五歳から七歳の間に吉日を選んで行われた。
    江戸時代に五歳男児のみが行うようになり、次第に陰暦十一月月十五日に定着し、男女三歳の髪置き・女子七歳の帯解きとともに七・五・三の祝いの一環となった。

    下袴【したばかま】

    [Romaji]shitabakama/shita-bakama

    [服]指貫(サシヌキ)・狩袴の下にはく袴。
    色目は、成人(15歳)までは濃い紫色、壮年は紅色、老年は白色を着用。
    「したのはかま(下の袴、下袴)」とも呼ぶ。

    パジ/袴下【ぱじ】

    [朝鮮語]baji

    [服]朝鮮男性の民族服で、ゆったりしたズボンのような下穿(シタバキ)。ちょごり(チョゴリ、赤古里、襦)、すててこ(すててこ、ステテコ)。

    文字コード

    「袴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「袴」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+88B4
    JISX0213 1-24-51
    戸籍統一文字番号 2 389290
    住基ネット統一文字 J+88B4

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「袴」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 9043
    新大字典4 講談社 15219
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11582
    大漢和辞典6 7 大修館書店 34236
    大漢語林8 大修館書店 10397

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「袴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「袴」についての総括
    1. 袴の画数 :11画
    2. 袴の部首 : 衣,糸
    3. 袴の読み方:コ・ももひき・はかま
    4. 袴の意味 :はかま/ももひき
    以上で「袴」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

    おねがい
    誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。