「嵌」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

嵌とは、はめる／はめこむ／あな／ほらあななどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、山部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『嵌』の字には少なくとも、嵌ザン・嵌サン・嵌ガン・嵌カン・嵌ほらあな・嵌むはめこむ・嵌めるはめる・嵌めるちりばめる・嵌しいけわしい・嵌あなの10種の読み方が存在する。

はめる／はめこむ／あな／ほらあな

[英語]strangulation

[病]腸や子宮などの内臓諸器官が、組織の病的な隙間(スキマ)からとび出し、そのまま増大して腫れ上がり、元の位置に戻れなくなった状態。
「絞扼(コウヤク)」とも呼ぶ。
嵌頓ヘルニア、ヘルニア嵌頓
。

[英語]thimble

[機]しんぶる(シンブル)
。

[Romaji]hamegoroshi

[建]ガラス窓・襖(フスマ)・障子(ショウジ)などを枠の内に嵌め込んで造り付け、開閉できないようにしたもの。
採光のみで、通風はできない。
嵌め殺し窓
。

金属・木材・陶磁器などの地(ジ)の素材を彫(ホ)って、金・銀などの材料を嵌(ハ)め込む工芸技術。また、その作品(象眼細工)。
「インレー([英語]inlay)」とも呼ぶ。

「嵌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。