「灌」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

灌とは、群がり生える／密生する／そそぐ／水をそそぐなどの意味をもつ漢字。20画の画数をもち、水部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『灌』の字には少なくとも、灌カン・ 灌ぐそそぐの2種の読み方が存在する。

意味

群がり生える／密生する／そそぐ／水をそそぐ

熟語

灌仏／灌佛【かんぶつ】

[仏]仏像に香水(コウズイ)などを灌(ソソ)ぐ供養。
[仏]灌仏会(カンブツエ)の略。
かんぶつえ(灌仏会、灌佛會)
「潅仏」とも。

灌腸／浣腸【かんちょう】

[医]参照いるりがーとる(イルリガートル)
英語：エネマ(enema)。
フランス語：ラブモ(lavement)。
ドイツ語：クリスティーア(Klistier)。

灌仏会／灌佛會【かんぶつえ】

[仏]旧暦または新暦の４月８日、釈迦の誕生の日を祝して行われる法会。
花御堂(ハナミドウ)を作り、中に誕生仏を安置し、甘茶(アマチャ)を注ぎ礼拝する。
「はなまつり(花祭、花祭り)」、「降誕会(ゴウタンエ)」、「竜華会(リュウゲエ)」とも呼ぶ。

灌注器／浣注器【かんちゅうき】

[英語]irrigator

文字コード

「灌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「灌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。