「焚」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、やく/たく/焼き狩りなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、火部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「焚」
字体
読み 音読み フン
ブン
訓読み ()
()
部首 火部
画数 総画数 12画
部首内画数 火部8画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

焚_書き方
焚の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ブンフン焚くやく焚くたくの4種の読み方が存在する。

意味

やく/たく/焼き狩り

熟語

四字熟語

「焚」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「焚」が入る四字熟語
焚書坑儒ふんしょこうじゅ

自焚【じふん】

[英語]self-burning

(自宅などに)自ら火を放ち、その火に身を投じて焼身自殺すること。

焚上げ【たきあげ】

神社仏閣の境内(ケイダイ)で、返納されたお札やお守りなどを燃やすこと。年末に行われる。
「おたきあげ(お焚上げ、御焚上げ)」とも呼ぶ。

焚書坑儒【ふんしょこうじゅ】

[中国語]fenshukengru

[歴]秦(qin)の始皇帝(ShiHuangdi)による法家(Fajia)(ホウカ)以外の思想を弾圧したこと。
四書五経を焼き、儒者を穴埋めにした。
BC.213,挟書律(Xieshulyu)が制定され、焚書が行われる。

鬼火焚/鬼火焚き【おにびだき】

[暦]九州地方で、正月七日または六日に行う火祭り。どんど焼きの一種。
円錐形に数本の長い竹を組み立て、正月の門松(カドマツ)・七五三飾(シメカザリ)・書初めなどを持ち寄って焼く民間行事。

たき火/焚き火/焚火【たきび】

[英語]bonfire

かがり火。
かまど・炉などで焚くこと。また、その火。

文字コード

「焚」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「焚」の文字コード一覧
Unicode 1 U+711A
JISX0213 1-42-18
戸籍統一文字番号 2 215160
住基ネット統一文字 J+711A

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「焚」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5479
新大字典4 講談社 9245
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6656
大漢和辞典6 7 大修館書店 19100
大漢語林8 大修館書店 6515

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「焚」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「焚」についての総括
  1. 焚の画数 :12画
  2. 焚の部首 : 火
  3. 焚の読み方:ブン・フン・やく・たく
  4. 焚の意味 :やく/たく/焼き狩り
以上で「焚」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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