燧とは、のろし/ひうち/火を発する道具などの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、火部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 燧 | |
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読み | 音読み | スイ ズイ |
訓読み | のろし ひうち |
|
部首 | 火部 | |
画数 | 総画数 | 17画 |
部首内画数 | 火部13画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『燧』の字には少なくとも、燧・ 燧・ 燧・ 燧の4種の読み方が存在する。
意味
のろし/ひうち/火を発する道具
熟語
燧人【すいじん】
[中国語]Suiren
[人]中国古伝説上の帝王。三皇(SanHuang)(サンコウ)の一人。有巣氏(YouchaoShi)(ユウソウシ)の後、伏羲氏(FuxiShi)(フッキシ)の前に当り、初めて火をおこすことを人民に教え、食物を煮たり焼いたりする方を伝えたという。
燧石【すいせき】
[英語]flint
ひうちいし(火打石、火打ち石、燧石)
。
燧灘【ひうちなだ】
[Romaji]HiuchiNada
[地]瀬戸内海中央部の海域。北東部を塩飽諸島(シワクショトウ)、東部を荘内半島、南部を四国北岸、西部を高縄半島(タカナワハントウ)、北西部を芸予諸島(ゲイヨショトウ)に囲まれている。
北東部に水島灘(ミズシマナダ)があり、東側は備讃瀬戸(ビサンセト)を経て播磨灘(ハリマナダ)、西側は来島海峡(クルシマカイキョウ)を経て斎灘(イツキナダ)に通じる。
燧人氏【すいじんし】
[中国語]SuirenShi
[人]すいじん(燧人)。
燧ヶ岳【ひうちがだけ】
[Romaji]Hiuchigadake/HiuchigaDake
[地]福島県南西端にある火山。標高2,346メートルで、東北地方の最高峰。只見川(タダミガワ)の源流部にあたり、南西中腹に尾瀬沼(オゼヌマ)・尾瀬ヶ原が広がる。
文字コード
「燧」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+71E7 |
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JISX0213 | 1-63-92 |
戸籍統一文字番号 2 | 219270 |
住基ネット統一文字 | J+71E7 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 5568 |
新大字典4 | 講談社 | 9401 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6768 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 19469 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 6588 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「燧」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「燧」についての総括
- 燧の画数 :17画
- 燧の部首 : 火
- 燧の読み方:ズイ・スイ・ひうち・のろし
- 燧の意味 :のろし/ひうち/火を発する道具
以上で「燧」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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