紐とは、ひもなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、糸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 紐 | |
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読み | 音読み | チュウ ジュウ ニュ |
訓読み | ひも | |
部首 | 糸部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 糸部4画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『紐』の字には少なくとも、紐・ 紐・ 紐・ 紐の4種の読み方が存在する。
意味
ひも
熟語
下紐【したひも】
[服]装束の下、小袖の上に締(シ)める帯。
「下結う紐(シタユウヒモ)」、「下帯(シタオビ)」、「下の帯(シタノオビ)」とも呼ぶ。
[服]下裳(シタモ)または下袴(シタバカマ)の紐。
平紐【ひらひも】
平打ちした組紐(クミヒモ)。
平台(ヒラダイ)に数本の糸を並べ、ヘラ(箆)で固く打ち込みながら組み目を作った紐。
真田紐(サナダヒモ)など。
ゴム紐【ごむひも】
板ゴムを紐状に細長く切ったもの。
ゴム跳びに使ったり、模型飛行機の動力などに用いる。ごむとび(ゴム跳び)。
紐作り【ひもづくり】
紐を作ること。また、それを業とする人。
[美][歴]土器成形で、巻き上げ法と輪積み法の併称。
真田紐【さなだひも】
太い木綿糸(モメンイト)で平たく編んだ組紐(クミヒモ)。
単に「真田」とも、「真田打ち」とも呼ぶ。ひらひも(平紐)。
文字コード
「紐」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7D10 |
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JISX0213 | 1-41-19 |
戸籍統一文字番号 2 | 304810 |
住基ネット統一文字 | J+7D10 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7297 |
新大字典4 | 講談社 | 12109 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8880 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 27268 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8586 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「紐」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「紐」についての総括
- 紐の画数 :10画
- 紐の部首 : 糸
- 紐の読み方:ニュ・チュウ・ジュウ・ひも
- 紐の意味 :ひも
以上で「紐」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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