「緬」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、はるか/ほそいとなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、糸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「緬」
字体
読み 音読み メン
ベン
訓読み とお()
はる()
部首 糸部
画数 総画数 15画
部首内画数 糸部9画
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

緬_書き方
緬の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、メンベン緬かはるか緬いとおいの4種の読み方が存在する。

意味

はるか/ほそいと

熟語

ビルマ/緬甸【びるま】

Burma

国名。現在のミャンマー。1886年(明治19年)インド帝国に併合。

緬羊/綿羊【めんよう】

[哺]ヒツジの別称。
ひつじ(ヒツジ、羊)

英緬戦争【えいめんせんそう】

[英語]Anglo-BurmeseWars

[歴]いぎりすびるませんそう(イギリス・ビルマ戦争)

泰緬鉄道【たいめんてつどう】

[歴][交]タイのノンプラドック(NongPraduk)とビルマ(現:ミャンマー)のタンビサヤ(Thanbyuzayat)を結ぶ鉄道。延長415キロメートル。
太平洋戦争中、日本軍がイギリス人捕虜らを使役して建設。

ラシャメン/ラシャ綿/羅紗綿/羅紗緬【らしゃめん】

綿羊(メンヨウ)(ヒツジ)の別称。
ひつじ(ヒツジ、羊)
[古]日本に来ている西洋人の妾(メカケ)になった日本女性、また西洋人をもっぱら客とした遊女の蔑称。
「洋妾(ヨウショウ)」、「外妾(ガイショウ)」、「夷妾(イショウ)」とも呼ぶ。

文字コード

「緬」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「緬」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7DEC
JISX0213 1-44-43
戸籍統一文字番号 2 309220
住基ネット統一文字 J+7DEC

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「緬」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7469
新大字典4 講談社 12352
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9083
大漢和辞典6 7 大修館書店 27674
大漢語林8 大修館書店 8773

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「緬」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「緬」についての総括
  1. 緬の画数 :15画
  2. 緬の部首 : 糸
  3. 緬の読み方:メン・ベン・はるか・とおい
  4. 緬の意味 :はるか/ほそいと
以上で「緬」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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