脇とは、かたわら/わき/わきばらなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。
字体 | 脇 | |
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読み | 音読み | 《外》キョウ |
訓読み | わき 《外》かたわ(ら) |
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部首 | 肉部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 肉部6画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検2級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『脇』の字には少なくとも、脇・ 脇・ 脇らの3種の読み方が存在する。
意味
かたわら/わき/わきばら
熟語
脇士【わきし】
[仏]きょうじ(脇侍)
。
脇懸魚【わきげぎょ】
[建]くだりげぎょ(降り懸魚、降懸魚)
。
脇侍/脇士【わきじ】
[仏]きょうじ(脇侍)
。
脇差/脇指【わきざし】
武士が太刀(タチ)とともに腰に差す小刀(ショウトウ)。
護身用の懐刀(フトコロガタナ)(守り刀)より長いもの。だいしょう(大小)、にほんざし(二本差、二本差し)。
脇息【きょうそく】
座のかたわらに置いて肘(ヒジ)をのせて休む道具。
『記紀』では「几(オシマズキ)」、奈良時代では「挟軾(キョウショク)」と呼ばれた。
疲れたときの弱々しい息。
文字コード
「脇」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8107 |
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JISX0213 | 1-47-38 |
戸籍統一文字番号 2 | 328740 |
住基ネット統一文字 | J+8107 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7893 |
新大字典4 | 講談社 | 13139 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9562 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 29467 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4717 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「脇」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「脇」についての総括
- 脇の画数 :10画
- 脇の部首 : 肉
- 脇の読み方:キョウ・わき・かたわら
- 脇の意味 :かたわら/わき/わきばら
以上で「脇」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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