蕨とは、わらび/シダ植物の一種などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、艸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蕨 | |
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読み | 音読み | ケツ カチ |
訓読み | わらび | |
部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 艸部12画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『蕨』の字には少なくとも、蕨・ 蕨・ 蕨の3種の読み方が存在する。
意味
わらび/シダ植物の一種
熟語
蕨手【わらびて】
[Romaji]warabite/warabi-te
[植]コブシ(拳)のように曲り巻いた早蕨(サワラビ)(ワラビの新芽)。「わらびで(蕨手)」とも呼ぶ。
春の季語。
蕨手【わらびで】
[Romaji]warabide/warabi-de
わらびて(蕨手)
。
早蕨【さわらび】
早春の、芽を出したばかりのワラビ(蕨)。
春の季語。
[服]襲(カサネ)の色目の一つ。
蕨山【わらびやま】
[Romaji]WarabiYama
[地]埼玉県入間郡(イルマグン)名栗村(ナグリムラ)西部にある山。標高1,044メートル。。
蕨餅【わらびもち】
[食]蕨粉(ワラビコ)で製した、半透明で小さ目の団子(ダンゴ)。
冷やしたものに、砂糖を混ぜた黄粉(キナコ)をかけて食べる。
季語は春。
文字コード
「蕨」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8568 |
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JISX0213 | 1-47-47 |
戸籍統一文字番号 2 | 360690 |
住基ネット統一文字 | J+8568 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10809 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蕨」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「蕨」についての総括
- 蕨の画数 :15画
- 蕨の部首 : 艸
- 蕨の読み方:ケツ・カチ・わらび
- 蕨の意味 :わらび/シダ植物の一種
以上で「蕨」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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