「藪」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

藪とは、やぶ／草木などが茂った場所／物の集まっている所／沢などの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、艸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『藪』の字には少なくとも、藪ソウ・ 藪ス・ 藪シュ・ 藪やぶ・ 藪さわの5種の読み方が存在する。

意味

やぶ／草木などが茂った場所／物の集まっている所／沢

熟語

藪【やぶ】

藪医者の略称。
やぶいしゃ(薮医者)
薮入りの略称。
やぶいり(藪入り、藪入、家父入)
藪蕎麦(ソバ)の略称。

藪蕎麦【やぶそば】

[食]ソバ(蕎麦)の実の、甘皮を含む表層を引いた三番粉で製した薄緑色のソバ。
香りは良いが、繊維質によって食感はやや落ちる。
単に「藪」とも呼ぶ。

藪から棒【やぶからぼう】

[慣用句]だしぬけであること。突然なこと・唐突(トウトツ)なこと・思いがけないこと。前触れや前置きがないこと。

ヤブイヌ／藪犬【やぶいぬ】

[学名]Speothosvenaticus、[英語]bushdog

ヤブツバキ／藪椿【やぶつばき】

[植]山野に自生するツバキ。
山のものは「山椿(ヤマツバキ)」とも呼ぶ。つばき(ツバキ、椿、海石榴、山茶)。

文字コード

「藪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「藪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。