「蜜」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、はちみつ/甘い液体などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、虫部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「蜜」
字体
読み 音読み ミツ
《外》ミチ
《外》ビツ
訓読み
部首 虫部
画数 総画数 14画
部首内画数 虫部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

蜜_書き方
蜜の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ミツミチビツの3種の読み方が存在する。

意味

はちみつ/甘い液体

熟語

四字熟語

「蜜」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「蜜」が入る四字熟語
甘言蜜語かんげんみつご

蜜月【みつげつ】

[英語]honeymoon

ハネムーンの和訳語。
はねむーん(ハネムーン)

檀波羅蜜【だんはらみつ】

[梵]danaparamita(ダーン・パーラミター)、「檀」は「檀那・布施」の意味、「波羅蜜」は「到彼岸(トウヒガン)」と訳す。

[仏]六波羅蜜の一つ。布施(フセ)の波羅蜜。

ミツバチ/蜜蜂【みつばち】

[英語]honeybee/bee

[虫]ハチ目(膜翅目)(Hymenoptera)ミツバチ科(Apidae)ミツバチ属(Apis)のハチの総称。ぷろぽりす(プロポリス)、ろいやるぜりー(ロイヤルゼリー)、[3]しーしーでぃ(CCD)、あぴせらぴー(アピセラピー)。
セイヨウミツバチは遠くまで飛んで同一の花からミツを集める習性があり、ニホンミツバチは近くのいろいろな花のミツを集める習性がある。

みかん/ミカン/蜜柑【みかん】

[学名]Citrusreticulata

[植]ムクロジ目(Sapindales)ミカン科(Rutaceae)ミカン属(カンキツ属)(Citrus)の常緑小高木。かんか(柑果)。
ミカンの実は皮から腐るが、リンゴは中から腐る。

みつ豆/ミツ豆/蜜豆【みつまめ】

[古][食]江戸時代末期~明治初期、屋台で売られていた駄菓子の一種。
しん粉(うるち米の粉)細工で船形を作り、ゆでた赤エンドウ(豌豆)を入れ、糖蜜をかけたもの。しんこざいく(しん粉細工、新粉細工)。

文字コード

「蜜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「蜜」の文字コード一覧
Unicode 1 U+871C
JISX0213 1-44-10
戸籍統一文字番号 2 377010
住基ネット統一文字 J+871C

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「蜜」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8829
新大字典4 講談社 14734
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11303
大漢和辞典6 7 大修館書店 33143
大漢語林8 大修館書店 10120

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「蜜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「蜜」についての総括
  1. 蜜の画数 :14画
  2. 蜜の部首 : 虫
  3. 蜜の読み方:ミツ・ミチ・ビツ
  4. 蜜の意味 :はちみつ/甘い液体
以上で「蜜」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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