「袒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

袒とは、一肌脱ぐ／力を貸す／はだぬぐ／かたぬぐなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、衣部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『袒』の字には少なくとも、袒デン・ 袒ダン・ 袒タン・ 袒ぐはだぬぐ・ 袒ぐかたぬぐの5種の読み方が存在する。

意味

一肌脱ぐ／力を貸す／はだぬぐ／かたぬぐ

熟語

四字熟語

「袒」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

左袒【さたん】

[中国語]zoutan

着物の片肌を脱いで左の肩をあらわすこと。
[慣用句](一方に)味方すること・加勢すること・肩入れすること。
『史記』「呂后本紀」にある説話から。

偏袒右肩【へんたんうけん】

インドの礼法の一つ。
袈裟(ケサ)を左肩に懸(カ)け、右肩は肩袖をぬいて肌を現すこと。
相手に敬意を表すときに行われる。

偏袒右肩【へんだんうけん】

へんたんうけん(偏袒右肩)
。

文字コード

「袒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「袒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。