誡とは、いましめる/いましめなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、言部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 誡 | |
---|---|---|
読み | 音読み | カイ |
訓読み | いまし(め) いまし(める) |
|
部首 | 言部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 言部7画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『誡』の字には少なくとも、誡・ 誡める・ 誡めの3種の読み方が存在する。
意味
いましめる/いましめ
熟語
訓戒/訓誡【くんかい】
善悪を教えさとし、悪いことをしないように戒(イマシ)めること。
訓戒を垂(タ)れる
。
十戒/十誡【じっかい】
[英語]theDecalogue/theTenCommandments
[聖]モーセ(Moses)がシナイ山(MountSinai)上で神からイスラエルの民に授(サズ)かったという10ヶ条の戒(イマシ)め。キリスト教社会の根本的な戒めとなっている。
「じゅっかい(十戒、十誡)」とも呼ぶ。
十戒/十誡【じゅっかい】
[英語]theDecalogue/theTenCommandments
[聖]じっかい(十戒、十誡)。
軍人訓誡【ぐんじんくんかい】
[歴]1878年(明治11年)竹橋騒動の事件後、軍人に対し陸軍卿山県有朋の名で発布された訓誡。
西周(ニシ・アマネ)が起草、天皇の絶対神聖・軍隊の中立化を説く。たけばしそうどう(竹橋騒動)。
文字コード
「誡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8AA1 |
---|---|
JISX0213 | 1-75-51 |
戸籍統一文字番号 2 | 403410 |
住基ネット統一文字 | J+8AA1 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 9342 |
新大字典4 | 講談社 | 15779 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 11946 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 35538 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 10703 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「誡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「誡」についての総括
- 誡の画数 :14画
- 誡の部首 : 言
- 誡の読み方:カイ・いましめる・いましめ
- 誡の意味 :いましめる/いましめ
以上で「誡」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。