「諡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

諡とは、おくりな／生前の行いなどによって死んだ者につける名などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、言部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『諡』の字には少なくとも、諡ジ・ 諡シ・ 諡イ・ 諡おくりなの4種の読み方が存在する。

意味

おくりな／生前の行いなどによって死んだ者につける名

熟語

賜諡【しし】

[漢]大夫(タイフ)以上の身分の者へ死後に、朝廷より追贈された諡(オクリナ)。しし(私諡)、おくりな(諡)。
。

私諡【しし】

[漢]朝廷より贈られる以外の諡(オクリナ)。しし(賜諡)、おくりな(諡)。
。

勅諡【ちょくし】

勅命(チョクメイ)によって大師・禅師などの諡(オクリナ)を賜わること。また、その諡号(シゴウ)。
勅諡は死後に賜る諡号で、生前に賜る諡号は特賜(デス)と呼ぶ。

諡／贈り名【おくりな】

[漢]死者に対して、生前の行跡により付けられる名前。
大夫(タイフ)以上の身分では朝廷より贈られ、賜諡(シシ)と呼ぶ。
それ以外は私諡(シシ)と呼ばれる。

文字コード

「諡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「諡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。