占とは、うらなう/うらないなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、卜部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 占 | |
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読み | 音読み | セン |
訓読み | うらな(う) し(める) |
|
部首 | 卜部 | |
画数 | 総画数 | 5画 |
部首内画数 | 卜部3画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『占』の字には少なくとも、占・ 占める・ 占うの3種の読み方が存在する。
意味
- うらなう。うらない。「占術・占書・占星・神占・占筮(せんぜい)・卜占(ぼくせん)」
- しめる。独りじめする。自分だけのものにする。「占守・占拠・占有・占領・寡占・先占・独占」
熟語
辻占【つじうら】
占(ウラ)いの一種。
黄楊櫛(ツゲグシ)を持って四つ辻に立ち、道祖神(ドウソジン)を念じながら往来する人の言葉を聞いて、物事の吉凶(キッキョウ)を判断すること。
小さな紙片に吉凶を占う手掛かりとなるような短い文句(モンク)が書かれたもの。
鹿占【しかうら】
[歴]ふとまに(太占、太兆)
。
占婆/瞻波【せんば】
[歴]ちゃんぱ(チャンパ、占婆)
。
占婆国【せんばこく】
[中国語]ZhanpoGuo
[歴]ちゃんぱ(チャンパ、占婆)。
太占/太兆【ふとまに】
[歴]日本の古代に行われた占いの一種。
シカ(鹿)の肩甲骨を焼き、その割れ目の形で吉凶や神意を判断する。
遺跡から出土し、また『魏志倭人伝』にも記載されて、神話としても伝わっている。
文字コード
「占」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5360 |
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JISX0213 | 1-32-74 |
戸籍統一文字番号 2 | 032280 |
住基ネット統一文字 | J+5360 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 933 |
新大字典4 | 講談社 | 1527 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1145 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 2780 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1128 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「占」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「占」についての総括
- 占の画数 :5画
- 占の部首 : 卜
- 占の読み方:セン・しめる・うらなう
- 占の意味 :うらなう/うらない
以上で「占」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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