「鐐」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、あしかせ/罪人の足にはめる刑具/しろがねなどの意味をもつ漢字。20画の画数をもち、金部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「鐐」
字体
読み 音読み リョウ
ロウ
訓読み あしかせ
しろがね
ひらがね
部首 金部
画数 総画数 20画
部首内画数 金部12画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

鐐_書き方
鐐の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ロウリョウひらがねしろがねあしかせの5種の読み方が存在する。

意味

あしかせ/罪人の足にはめる刑具/しろがね

熟語

南鐐【なんりょう】

(白く輝いて)美しい銀・良質の銀。
「なんてい(南挺、軟挺)」とも呼ぶ。
[歴][経]江戸時代の二朱銀の別称。

明和南鐐【めいわなんりょう】

[歴][経]あんえいなんりょう(安永南鐐)

文政南鐐【ぶんせいなんりょう】

[歴][経]江戸時代、1824(文政7.2.)に発行した二朱銀の別称。
「文政二朱銀」、「小南鐐」とも呼ぶ。なんりょう(南鐐)。

安永南鐐【あんえいなんりょう】

[歴][経]江戸時代、1772(明和9.9.、安永元)に発行した二朱銀の別称。
「安永二朱銀」、「明和南鐐」、「大南鐐」、「古南鐐」とも呼ぶ。なんりょう(南鐐)。

南鐐二朱銀【なんりょうにしゅぎん】

[歴][経]なんりょう(南鐐)

文字コード

「鐐」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「鐐」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9410
JISX0213 1-79-33
戸籍統一文字番号 2 464100
住基ネット統一文字 J+9410

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「鐐」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 10722
新大字典4 講談社 18052
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13536
大漢和辞典6 7 大修館書店 40886
大漢語林8 大修館書店 12287

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「鐐」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「鐐」についての総括
  1. 鐐の画数 :20画
  2. 鐐の部首 : 金
  3. 鐐の読み方:ロウ・リョウ・ひらがね・しろがね・あしかせ
  4. 鐐の意味 :あしかせ/罪人の足にはめる刑具/しろがね
以上で「鐐」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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