髻とは、みずら/髪を中央から左右に分けて、両耳のあたりで輪に束ねた上代の成人男子の髪の結い方/もとどり/たぶさ/髪を頭の上で束ねたものなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、髟部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 髻 | |
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読み | 音読み | ケイ キツ キチ ケツ ゲチ |
訓読み | たぶさ みずら もとどり |
|
部首 | 髟部 | |
画数 | 総画数 | 16画 |
部首内画数 | 髟部6画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『髻』の字には少なくとも、髻・ 髻・ 髻・ 髻・ 髻・ 髻・ 髻・ 髻の8種の読み方が存在する。
意味
みずら/髪を中央から左右に分けて、両耳のあたりで輪に束ねた上代の成人男子の髪の結い方/もとどり/たぶさ/髪を頭の上で束ねたもの
熟語
肉髻【にっけい】
[仏]仏・菩薩の頭頂の肉が隆起して髻(モトドリ)のような形をしているもの。
。
辷髻/垂髻/垂髪【すべしもとどり】
[古]すべらかし(垂髪)
。
美豆良/角髪/角子/鬟/髻【みずら】
[古]上代の男子の髪型の一つ。髪を左右に分け、耳の辺りで綰(ワガ)ねて緒で結ぶ。
綰ねて短く結んだものは「上げみずら」、肩の辺りまで長く垂(タ)らしたものは「下げみずら」と呼ぶ。
文字コード
「髻」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9AFB |
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JISX0213 | 1-82-01 |
戸籍統一文字番号 2 | 514530 |
住基ネット統一文字 | J+9AFB |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 11652 |
新大字典4 | 講談社 | 19787 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14595 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 45442 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13234 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「髻」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「髻」についての総括
- 髻の画数 :16画
- 髻の部首 : 髟
- 髻の読み方:ゲチ・ケツ・ケイ・キツ・キチ・もとどり・みずら・たぶさ
- 髻の意味 :みずら/髪を中央から左右に分けて、両耳のあたりで輪に束ねた上代の成人男子の髪の結い方/もとどり/たぶさ/髪を頭の上で束ねたもの
以上で「髻」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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