鱇とは、鮟鱇(アンコウ)などの意味をもつ漢字。22画の画数をもち、魚部に分類される。日本では国字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 鱇 | |
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読み | 音読み | コウ |
訓読み | ||
部首 | 魚部 | |
画数 | 総画数 | 22画 |
部首内画数 | 魚部11画 | |
国語施策 | 国字 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『鱇』の字には少なくとも、鱇の1種の読み方が存在する。
意味
鮟鱇(アンコウ)
熟語
鮟鱇形【あんこうがた】
竹製の花器の一種。
太い竹筒の節と節との間に生け口を大きく切り開けたもの。
「あくびがた(欠形)」とも呼ぶ。
アンコウ/鮟鱇【あんこう】
[魚]アンコウ目(Lophiiformes)アンコウ科(Lophiidae)の海魚。
美味で冬に鍋物にする。
部位:あんこうのななつどうぐ(アンコウの七つ道具、鮟鱇の七つ道具)
。
アンコウの吊り切り/鮟鱇の吊り切り【あんこうのつりぎり】
[料]あんこうのつるしぎり(アンコウの吊し切り、鮟鱇の吊し切り)
。
アンコウの吊し切り/鮟鱇の吊し切り【あんこうのつるしぎり】
[料]アンコウの卸し方。
下顎(シタアゴ)を鉤(カギ)にかけて吊し、口から水を入れて胃に水を満たし、まず外皮を剥(ハ)ぎ、肉を削(ソ)ぎ、さらにキモ(胆)・ハラワタ(腸)をとり、骨を切る。
「アンコウの吊り切り」とも呼ぶ。
アンコウの七つ道具/鮟鱇の七つ道具【あんこうのななつどうぐ】
[食]アンコウの部位の総称。
一説に、キモ(肝)・ぬの(卵巣)・トモ(尾鰭)・エラ(鰓)・水ぶくろ(胃)・皮・身。あんこうのつるしぎり(アンコウの吊し切り、鮟鱇の吊し切り)。
文字コード
「鱇」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9C47 |
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JISX0213 | 1-82-65 |
戸籍統一文字番号 2 | 525930 |
住基ネット統一文字 | J+9C47 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 11861 |
新大字典4 | 講談社 | 20232 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14849 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 46468 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13491 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「鱇」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 鱇の画数 :22画
- 鱇の部首 : 魚
- 鱇の読み方:コウ
- 鱇の意味 :鮟鱇(アンコウ)
ウサタロー