黔とは、くろい/くろむなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、黑部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 黔 | |
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読み | 音読み | ケン ゲン キン ゴン |
訓読み | くろ(い) くろ(む) |
|
部首 | 黑部 | |
画数 | 総画数 | 16画 |
部首内画数 | 黑部4画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『黔』の字には少なくとも、黔・ 黔・ 黔・ 黔・ 黔む・ 黔いの6種の読み方が存在する。
意味
くろい/くろむ
- 黔【けん】
-
[中国語]qian
- (Qian)貴州省の別称。
きしゅうしょう(貴州省)- 浅黒・黒。黒色。
- (Qian)貴州省の別称。
熟語
黔【けん】
[中国語]qian
(Qian)貴州省の別称。
きしゅうしょう(貴州省)
浅黒・黒。黒色。
黔江【きんこう】
[中国語]QianJiang
[地]うこう(烏江)[地]参照せいこう(西江)
。
孔席暖まらず墨突黔まず【こうせきあたたまらずぼくとつくろまず】
[諺](班固『答賓戯<トウヒンギ>』)孔子と墨子の二人は、道を天下に広めるために家に落ちついていなかったから、孔子の座席は暖まることなく、また墨子の家の煙突は炊事の煙りで黒くなることがなかったという故事。
「孔席暖まるに暇(イトマ)あらず」、「墨突黔まず」とも呼ぶ。
[諺](転じて)道を伝えるために東奔西走(トウホンセイソウ)すること。
文字コード
「黔」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9ED4 |
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JISX0213 | 1-83-56 |
戸籍統一文字番号 2 | 543620 |
住基ネット統一文字 | J+9ED4 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 12154 |
新大字典4 | 講談社 | 20808 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 15225 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 48056 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 13795 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「黔」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「黔」についての総括
- 黔の画数 :16画
- 黔の部首 : 黑
- 黔の読み方:ゴン・ゲン・ケン・キン・くろむ・くろい
- 黔の意味 :くろい/くろむ
以上で「黔」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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