啼とは、鳥や獣、虫などが鳴く/なく/涙を流して声に出して泣くなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、口部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 啼 | |
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読み | 音読み | テイ ダイ |
訓読み | な(く) | |
部首 | 口部 | |
画数 | 総画数 | 12画 |
部首内画数 | 口部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『啼』の字には少なくとも、啼・ 啼・ 啼くの3種の読み方が存在する。
意味
鳥や獣、虫などが鳴く/なく/涙を流して声に出して泣く
熟語
啼くな小鳩よ【なくなこばとよ】
[楽]高橋鞠太郎作詞、飯田三郎作曲の歌謡曲。
歌は岡晴夫。
歌い出しは「啼くな小鳩よ心の妻よ」。
ナキウサギ/啼兎【なきうさぎ】
[学名]Ochotonadauurica
[哺]ウサギ目(Lagomorpha)ナキウサギ科(Ochotonidae)ナキウサギ属(Ochotona)の哺乳類の総称。アジア東北部とロッキー山脈西部の寒冷な草原や岩山に生息。いりなきうさぎ(イリナキウサギ、イリ啼兎)。
イリナキウサギ/イリ啼兎【いりなきうさぎ】
[哺]中国西部、新疆ウイグル自治区(XinjiangWeiwu’erZizhiqu)の天山山脈(TianshanShanmai)に分布する、ウサギ目(Lagomorpha)ナキウサギ科(Ochotonidae)の一種。
体長約20センチメートル。
標高2,800~4,100メートルの雪の覆われる植物の少ない岩場などに生息する。
文字コード
「啼」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+557C |
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JISX0213 | 1-51-38 |
戸籍統一文字番号 2 | 044640 |
住基ネット統一文字 | J+557C |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | 2091 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1591 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 3887 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1546 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「啼」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「啼」についての総括
- 啼の画数 :12画
- 啼の部首 : 口
- 啼の読み方:テイ・ダイ・なく
- 啼の意味 :鳥や獣、虫などが鳴く/なく/涙を流して声に出して泣く
以上で「啼」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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