「堡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、とりで/土や石で築いた小さな城などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、土部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「堡」
字体
読み 音読み
ホウ
訓読み つつみ
とりで
部首 土部
画数 総画数 12画
部首内画数 土部9画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

堡_書き方
堡の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ホウとりでつつみの4種の読み方が存在する。

意味

とりで/土や石で築いた小さな城

熟語

堡塁【ほるい】

[軍]ほうるい(堡塁)

稜堡【りょうほ】

[英語]bastion

[建]りょうほう(稜堡)

堡塁【ほうるい】

[軍]敵の攻撃を防ぎ、また敵を攻撃するため、土塁・石塁などを巡らせ、石・土砂・コンクリートなどで構築された堅固な構築物。
「ほるい(堡塁)」、「とりで(砦、取出)」、「ようさい(要塞)」とも呼ぶ。とーちか(トーチカ)、かてん(火点)。

稜堡【りょうほう】

[英語]bastion(バスティオン)

[建]城・要塞(ヨウサイ)の壁面が外側に突き出ている部分。
これらの突角部それぞれに複数の大砲を設置することで防御の死角部分をなくすように設計された。
16~18世紀、ヨーロッパで発達し、日本では江戸幕末に函館の五稜郭(ゴリョウカク)の築城法に取り入れられた。

半月堡【はんげつほ】

[英語]ravelin

[建]らぶりん(ラブリン)

文字コード

「堡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「堡」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5821
JISX0213 1-52-40
戸籍統一文字番号 2 060000
住基ネット統一文字 J+5821

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「堡」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 1610
新大字典4 講談社 2701
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 2010
大漢和辞典6 7 大修館書店 5254
大漢語林8 大修館書店 1962

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「堡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「堡」についての総括
  1. 堡の画数 :12画
  2. 堡の部首 : 土
  3. 堡の読み方:ホウ・ホ・とりで・つつみ
  4. 堡の意味 :とりで/土や石で築いた小さな城
以上で「堡」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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