異体字「增」については「增(漢字)」をご覧ください。
増とは、ます/ふえるなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、土部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 増 | |
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読み | 音読み | ゾウ 《外》ソウ |
訓読み | ふ(える) ふ(やす) ま(す) |
|
部首 | 土部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 土部11画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
字体 | 增 |
---|---|
画数 | 15画 |
Unicode | U+589E |
JISX0213 | 1-15-61 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『増』の字には少なくとも、増・ 増・ 増す・ 増やす・ 増えるの5種の読み方が存在する。
意味
熟語
増毛【ましけ】
[Romaji]Mashike
ましけぐん(増毛郡)
ましけちょう(増毛町)
[交]ましけえき(増毛駅)
。
増裏【ましうら】
竹紙(チクシ)の裏側に貼られた補強紙。ちくし(竹紙)。
。
増水【ぞうすい】
水量が増すこと。
⇔げんすい(減水)
大雨で川が増水する。
川の水位が高くなること。
成増【なります】
[Romaji]Narimasu
東京都板橋区西部の地名。西部を埼玉県和光市に隣接。
成増1~5丁目がある。
逓増【ていぞう】
[英語]increase(インクリース)
[自動]少しづづ増えること。⇔ていげん(逓減)
[他動]少しづづ増やすこと。
⇔ていげん(逓減)
。
文字コード
「増」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5897 |
---|---|
JISX0213 | 1-33-93 |
戸籍統一文字番号 2 | 062230 |
住基ネット統一文字 | J+5897 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 1649 |
新大字典4 | 講談社 | 2761 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2067 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 5448’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2010 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「増」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「増」についての総括
- 増の画数 :14画
- 増の部首 : 土
- 増の読み方:ゾウ・ソウ・ます・ふやす・ふえる
- 増の意味 :ます/ふえる
以上で「増」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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