奢とは、おごる/ぜいたく/自分の金で人に飲食物を振舞うことなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、大部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 奢 | |
---|---|---|
読み | 音読み | シャ |
訓読み | おご(る) | |
部首 | 大部 | |
画数 | 総画数 | 12画 |
部首内画数 | 大部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『奢』の字には少なくとも、奢・ 奢るの2種の読み方が存在する。
意味
おごる/ぜいたく/自分の金で人に飲食物を振舞うこと
熟語
蘭奢待【らんじゃたい】
東大寺正倉院所蔵の香木、黄熟香(オウジュクコウ)の別称。
聖武天皇の時代、中国から伝わった名香で、蘭奢待の文字の中にそれぞれ「東・大・寺」の文字が隠されている。
現存のものは、長さ156センチメートル、最大径43センチメートル、重さ11.6キログラム。
コシャマインの乱/胡奢魔尹の乱【こしゃまいんのらん】
[歴]こしゃまいんのたたかい(コシャマインの戦い、胡奢魔尹の戦い)
。
コシャマインの戦い/胡奢魔尹の戦い【こしゃまいんのたたかい】
[歴]1457年蝦夷地のアイヌ人の蜂起(ホウキ)。
北海道東部に勢力をふるっていたアイヌの首長コシャマインが、渡島半島の南部を征服していた安東氏と対立し、1456(康正2)反乱を起こし、多くの和人の館を攻め落とす。
翌年、蛎崎(カキザキ)氏の客将武田信広が平定。
文字コード
「奢」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5962 |
---|---|
JISX0213 | 1-52-90 |
戸籍統一文字番号 2 | 068400 |
住基ネット統一文字 | J+5962 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 1788 |
新大字典4 | 講談社 | 3034 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2227 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 5964 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2169 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「奢」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「奢」についての総括
- 奢の画数 :12画
- 奢の部首 : 大
- 奢の読み方:シャ・おごる
- 奢の意味 :おごる/ぜいたく/自分の金で人に飲食物を振舞うこと
以上で「奢」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。