「妾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、はしため/女の召使い/めかけ/側室などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、女部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「妾」
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読み 音読み ショウ
訓読み めかけ
わらわ
部首 女部
画数 総画数 8画
部首内画数 女部5画
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

妾_書き方
妾の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ショウわらわめかけの3種の読み方が存在する。

意味

はしため/女の召使い/めかけ/側室

妾【わらわ《わらは》】
  • [古]わたし(私)。婦人が謙遜(ケンソン)してして用いる自称。
    江戸時代、武家の婦人が主に用いた。
  • 「わらわ(童)」と同源語。わらべ(童)。
  • 熟語

    妾腹【めかけばら】

    「しょうふく(妾腹)」とも呼ぶ。

    妾【わらわ】

    [古]わたし(私)。婦人が謙遜(ケンソン)してして用いる自称。
    江戸時代、武家の婦人が主に用いた。

    洋妾【ようしょう】

    [Romaji]yosho

    西洋人の妾(メカケ)。西洋人に囲(カコ)われる日本人の女性。
    らしゃめん(ラシャメン、ラシャ綿、羅紗綿、羅紗緬)

    外妾【がいしょう】

    本宅以外に囲っておく妾(メカケ)。
    外国人の妾。
    らしゃめん(ラシャメン、ラシャ綿、羅紗綿、羅紗緬)

    文字コード

    「妾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「妾」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+59BE
    JISX0213 1-30-10
    戸籍統一文字番号 2 070390
    住基ネット統一文字 J+59BE

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「妾」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 1834
    新大字典4 講談社 3112
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 2285
    大漢和辞典6 7 大修館書店 6147
    大漢語林8 大修館書店 2230

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「妾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「妾」についての総括
    1. 妾の画数 :8画
    2. 妾の部首 : 女
    3. 妾の読み方:ショウ・わらわ・めかけ
    4. 妾の意味 :はしため/女の召使い/めかけ/側室
    以上で「妾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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