帙とは、ふまき/ふみづつみ/書物を包むおおいなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、巾部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 帙 | |
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読み | 音読み | チツ |
訓読み | ふまき ふみづつ(み) |
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部首 | 巾部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 巾部5画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『帙』の字には少なくとも、帙・ 帙み・ 帙の3種の読み方が存在する。
意味
ふまき/ふみづつみ/書物を包むおおい
- 帙【ちつ】
-
- 和装本で、書物を保護するための覆(オオ)い。
厚紙を芯(シン)にして、丈夫な布や紙を貼りつけたもの。
和本を数冊積み重ね、上下の小口(コグチ)を除いてぐるりと巻き、小鉤(コハゼ)で止める。
上蓋(ウワブタ)には書名などが書かれている。- 和本をの単位で数える助数詞。
- 和装本で、書物を保護するための覆(オオ)い。
熟語
帙【ちつ】
和装本で、書物を保護するための覆(オオ)い。
厚紙を芯(シン)にして、丈夫な布や紙を貼りつけたもの。
和本を数冊積み重ね、上下の小口(コグチ)を除いてぐるりと巻き、小鉤(コハゼ)で止める。
文字コード
「帙」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5E19 |
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JISX0213 | 1-54-69 |
戸籍統一文字番号 2 | 100270 |
住基ネット統一文字 | J+5E19 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2409 |
新大字典4 | 講談社 | 4176 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3000 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 8852 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2931 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「帙」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「帙」についての総括
- 帙の画数 :8画
- 帙の部首 : 巾
- 帙の読み方:チツ・ふみづつみ・ふまき
- 帙の意味 :ふまき/ふみづつみ/書物を包むおおい
以上で「帙」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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