忽とは、ゆるがせにする/おろそか/たちまちなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、心部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 忽 | |
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読み | 音読み | コツ コチ |
訓読み | たちま(ち) ゆるが(せ) |
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部首 | 心部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 心部4画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『忽』の字には少なくとも、忽・ 忽・ 忽せ・ 忽ちの4種の読み方が存在する。
意味
ゆるがせにする/おろそか/たちまち
熟語
ホップ/忽布【ほっぷ】
[オランダ語]hop、[英語]hop、[学名]Humuluslupulus
[植]バラ目(Rosales)アサ科(Cannabaceae)カラハナソウ属(Humulus)のツル性(蔓性)多年草。雌雄異株。ヨーロッパからアジアの温帯各地に広く分布。
フビライ/忽必烈/忽比烈【ふびらい】
Khubilai、[英語]KublaiKhan、[中国語]Hubilie(忽必烈、忽比烈)
[人]元の初代皇帝(1215~1294)。在位:1260~1294。廟号(ビョウゴウ)は世祖(セイソ)。忽那諸島【くつなしょとう】
[Romaji]KutsunaShoto
[地]瀬戸内海西部、愛媛県松山市の北西沖にある島群。防予諸島(ボウヨショトウ)の一部。中島を中心に津和地島(ツワジシマ)・二神(フタガミ)島・睦月(フタガミ)島などと興居(ゴゴ)島(旧:松山市)。
文字コード
「忽」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5FFD |
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JISX0213 | 1-25-90 |
戸籍統一文字番号 2 | 117510 |
住基ネット統一文字 | J+5FFD |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2760 |
新大字典4 | 講談社 | 4774 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3428 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 10405 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3300 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「忽」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「忽」についての総括
- 忽の画数 :8画
- 忽の部首 : 心
- 忽の読み方:コツ・コチ・ゆるがせ・たちまち
- 忽の意味 :ゆるがせにする/おろそか/たちまち
以上で「忽」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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