憑とは、つく/霊などがのり移る/たのむ/たよる/よる/よりかかる/頼みとするなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、心部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 憑 | |
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読み | 音読み | ヒョウ ビョウ ボウ |
訓読み | かか(る) たの(む) つ(く) よ(る) |
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部首 | 心部 | |
画数 | 総画数 | 16画 |
部首内画数 | 心部12画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『憑』の字には少なくとも、憑・ 憑・ 憑・ 憑る・ 憑く・ 憑む・ 憑るの7種の読み方が存在する。
意味
つく/霊などがのり移る/たのむ/たよる/よる/よりかかる/頼みとする
熟語
物憑き【ものつき】
「よりまし」の別称。
よりまし(憑坐、尸童、神子)
。
憑く/付く/着く【つく】
憑(ヨ)りつく。とりつく。のりうつる。
狐憑き/狐付き【きつねつき】
キツネの霊に取り憑(ツ)かれて異常な言動をすること。また、その人。幻覚・妄想の一種とされる。
憑坐/尸童/神子【よりまし】
依代(ヨリシロ)となる人間。神霊がよりつく人間。
祈祷師(キトウシ)が神霊を招いて乗り移らせ、託宣(タクセン)をのべさせるための童子や婦女で、神が「依りますところ」の意味。
文字コード
「憑」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6191 |
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JISX0213 | 1-56-65 |
戸籍統一文字番号 2 | 127020 |
住基ネット統一文字 | J+6191 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3083 |
新大字典4 | 講談社 | 5163 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3768 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 11210 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3419 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「憑」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「憑」についての総括
- 憑の画数 :16画
- 憑の部首 : 心
- 憑の読み方:ボウ・ビョウ・ヒョウ・よる・つく・たのむ・かかる
- 憑の意味 :つく/霊などがのり移る/たのむ/たよる/よる/よりかかる/頼みとする
以上で「憑」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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