「時」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

時とは、とき／月日の移りゆき／四季のうつろいなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、日部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『時』の字には少なくとも、時ジ・ 時シ・ 時ときの3種の読み方が存在する。

意味

1. とき。月日の移りゆき。四季のうつろい。「時間・時候・時刻・時差・時日(じじつ)・時節・時報・寸時・同時・片時(かたとき)」
2. そのとき。その頃。機会。おり。代。「時価・時下(じか)・時宜(じぎ)・時局・時事・時世・時勢・時代・時服(じふく)・時分(じぶん)・時弊・時流・当時・往時・不時」
3. 時間の単位。日を二十四等分した時間。六十分間。「一時・十二時」

熟語

四字熟語

「時」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

時事【じじ】

[英語]theJijiPress

時化【しけ】

[海]海が荒れること。
⇔なぎ(凪)
[海](漁師言葉)不漁。
[俗]興行物の不入り。

時代【じだい】

[楽]中島みゆき作詞・作曲の歌謡曲。
歌も中島みゆき。1975年(昭和50年)12月レコード発売。

時計【とけい】

参照だいみょうどけいはくぶつかん(大名時計博物館)、うぉるさむ(ウォルサム)
時針(ジシン)：じしん(時針)分針(フンシン)：ふんしん(分針)秒針(ビョウシン)：びょうしん(秒針)
置時計。
腕時計。
ハト時計：はとどけい(はと時計、ハト時計、鳩時計)日時計：ひどけい(日時計)水時計：参照ろうこく(漏刻、漏剋)常香盤：じょうこうばん(常香盤)砂時計。

時雨【しぐれ】

[気]秋の末から冬の初めに、降ったりやんだりする小雨。
俳諧では初冬の季語。
涙を落して泣くこと。

文字コード

「時」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「時」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。