朧とは、おぼろ/月の光がぼんやりとしているさま/はっきりしないさまなどの意味をもつ漢字。20画の画数をもち、月部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 朧 | |
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読み | 音読み | ロウ ル |
訓読み | おぼろ | |
部首 | 月部 | |
画数 | 総画数 | 20画 |
部首内画数 | 月部16画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『朧』の字には少なくとも、朧・ 朧・ 朧の3種の読み方が存在する。
意味
おぼろ/月の光がぼんやりとしているさま/はっきりしないさま
- 朧【おぼろ】
-
- [形動]はっきりしないさま。ぼんやりしているさま。
- 朧月:おぼろづき(朧月)
- [食]そぼろ(そぼろ)
- [食]おぼろこんぶ(おぼろ昆布、朧昆布)
熟語
朧【おぼろ】
[形動]はっきりしないさま。ぼんやりしているさま。
朧月:おぼろづき(朧月)
[食]そぼろ(そぼろ)
[食]おぼろこんぶ(おぼろ昆布、朧昆布)
。
朧げ【おぼろげ】
[形動]ぼんやりとしたさま。はっきりしないようす。
「おぼろけ(朧け)」とも呼ぶ。
朧夜【おぼろよ】
おぼろづきよ(朧月夜)
。
朧け【おぼろけ】
[古][形動]おぼろげ(朧げ)
。
朧月【おぼろづき】
春などに、ぼんやりとかすんで見える月。
「おぼろづきよ(朧月夜)」、「おぼろづくよ(朧月夜)」とも呼ぶ。
春の季語。
文字コード
「朧」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6727 |
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JISX0213 | 1-59-16 |
戸籍統一文字番号 2 | 162250 |
住基ネット統一文字 | J+6727 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4797 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 14411 |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「朧」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「朧」についての総括
- 朧の画数 :20画
- 朧の部首 : 月
- 朧の読み方:ロウ・ル・おぼろ
- 朧の意味 :おぼろ/月の光がぼんやりとしているさま/はっきりしないさま
以上で「朧」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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