杷とは、つか/枇杷/バラ科の常緑高木/さらい/穀物を集めたりするための農具などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 杷 | |
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読み | 音読み | ハ ワ ベ ハイ |
訓読み | さらい | |
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 木部4画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『杷』の字には少なくとも、杷・ 杷・ 杷・ 杷・ 杷の5種の読み方が存在する。
意味
つか/枇杷/バラ科の常緑高木/さらい/穀物を集めたりするための農具
- 杷【さらい《さらひ》】
-
[Romaji]sarai、[中国語]ba
- [農]クワ(鍬)に似た農具。
クワのような幅広い一枚歯ではなく、熊手(クマデ)のような爪が粗く櫛形に並んだもの。
柄は長く木製。爪は木製・竹製・鉄製。
地表の落ち葉やゴミを掻(カ)き集めたり、土手や斜面の土をさらい上げたり、木竹の土をかきならしたり、種をまいた後の土かけなどに用いる。
「さらえ(杷)」、「レーキ(rake)」とも呼ぶ。こまざらい(細杷、細攫い)。- 「ビワ(枇杷)」の中国音は”pipa”。
- [農]クワ(鍬)に似た農具。
- 杷【さらえ《さらへ》】
-
[Romaji]sarae
- [農]さらい(杷)
熟語
杷木【はき】
[Romaji]Haki
[古]はきまち(杷木町)。
手杷【しゅは】
[Romaji]shuha
[農]こまざらい(細杷、細攫い)。
杷木町【はきまち】
[Romaji]HakiMachi
[古]福岡県中央部、朝倉郡(アサクラグン)の町。2006年(平成18年)3月20日朝倉町(アサクラマチ)と合併して朝倉市を発足。。
杷【さらえ】
[Romaji]sarae
[農]さらい(杷)。
杷【さらい】
[Romaji]sarai、[中国語]ba
[農]クワ(鍬)に似た農具。クワのような幅広い一枚歯ではなく、熊手(クマデ)のような爪が粗く櫛形に並んだもの。
柄は長く木製。
文字コード
「杷」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6777 |
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JISX0213 | 1-39-39 |
戸籍統一文字番号 2 | 163390 |
住基ネット統一文字 | J+6777 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4084 |
新大字典4 | 講談社 | 6780 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4896 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 14505 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4972 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「杷」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「杷」についての総括
- 杷の画数 :8画
- 杷の部首 : 木
- 杷の読み方:ワ・ベ・ハイ・ハ・さらい
- 杷の意味 :つか/枇杷/バラ科の常緑高木/さらい/穀物を集めたりするための農具
以上で「杷」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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