枉とは、無駄に/無実の罪/まげる/ゆがめる/まがる/ゆがむなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、木部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 枉 | |
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読み | 音読み | オウ ゴウ キョウ |
訓読み | ま(がる) ま(げて) ま(げる) |
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部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 木部4画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『枉』の字には少なくとも、枉・ 枉・ 枉・ 枉げる・ 枉げて・ 枉がるの6種の読み方が存在する。
意味
無駄に/無実の罪/まげる/ゆがめる/まがる/ゆがむ
熟語
枉顧【おうこ】
[中国語]wanggu
おうが(枉駕)
。
枉駕【おうが】
[中国語]wangjia
相手の来訪を敬っていう言葉。
来訪を請う場合にも使用する。
「枉車(wangche)(オウシャ)」、「枉顧(wanggu)(オウコ)」とも呼ぶ。
枉車【おうしゃ】
[中国語]wangche
おうが(枉駕)
。
八十禍津日神/八十枉津日【やそまがつひのかみ】
[Romaji]YasomagatsuhinoKami
[日本神話]邪悪と禍害をつかさどる神。イザナギノミコト(伊弉諾尊)が黄泉(ヨミ)の国から帰って筑紫で禊(ミソギ)をした時、その汚れから大枉津日(オオマガツヒ)とともに化生(ケショウ)した。まがつひのかみ(禍津日神、禍日神)。
大禍津日神/大枉津日神【おおまかつひのかみ】
[Romaji]OmagatsuhinoKami/OomagatsuhinoKami/OhmagatsuhinoKami
[日本神話]災害や凶事をつかさどる神。イザナギノミコト(伊弉諾尊)が黄泉(ヨミ)の国から帰って筑紫で禊(ミソギ)をした時、その汚れから八十枉津日(ヤソマガツヒ)とともに化生(ケショウ)した。まがつひのかみ(禍津日神、禍日神)。
文字コード
「枉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6789 |
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JISX0213 | 1-59-30 |
戸籍統一文字番号 2 | 163640 |
住基ネット統一文字 | J+6789 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 4059 |
新大字典4 | 講談社 | 6797 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4861 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 14530 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4939 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「枉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「枉」についての総括
- 枉の画数 :8画
- 枉の部首 : 木
- 枉の読み方:ゴウ・キョウ・オウ・まげる・まげて・まがる
- 枉の意味 :無駄に/無実の罪/まげる/ゆがめる/まがる/ゆがむ
以上で「枉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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