梶とは、こずえ/木の枝の先/かじ/クワ科の落葉高木などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 梶 | |
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読み | 音読み | ビ ミ |
訓読み | かじ こずえ |
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部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 木部7画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『梶』の字には少なくとも、梶・ 梶・ 梶・ 梶の4種の読み方が存在する。
意味
こずえ/木の枝の先/かじ/クワ科の落葉高木
熟語
加敷/加鋪/梶木【かじき】
[海]和船で、船棚(フナダナ)の一種。
中棚(ナカダナ)の下に接し、敷(シキ)(船底材)の両外側に取り付ける、船体の最下部を構成する棚板(タナイタ)。
「根棚(ネダナ)」、「側(ソバ)がわら」、「横(ヨコ)がわら」とも呼ぶ。
梶/構/楮【かじ】
[服]襲(カサネ)の色目の名称。
表裏ともに萌葱(モエギ)色。
七月に着用。
カジ/梶/構/楮【かじ】
[植]カジノキ(梶の木)の別称。
かじのき(カジノキ、梶の木、構の木、楮の木)
。
カジキ/梶木/旗魚【かじき】
[魚]スズキ目(Perciformes)の外洋性の海魚。
体長約2メートル、体重130キロに達する。上顎が剣状にのび、背部は黒く、腹部は淡色。
メカジキ/眼梶木/眼旗魚【めかじき】
スズキ目(Perciformes)メカジキ科(Xiphiidae)の海魚。
「カジキマグロ(梶木鮪)」とも呼ぶ。
英語:ソードフィッシュ(swordfish)。
文字コード
「梶」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+68B6 |
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JISX0213 | 1-19-65 |
戸籍統一文字番号 2 | 167830 |
住基ネット統一文字 | J+68B6 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 4254 |
新大字典4 | 講談社 | 7057 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5114 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 14889 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5168 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「梶」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 梶の画数 :11画
- 梶の部首 : 木
- 梶の読み方:ミ・ビ・こずえ・かじ
- 梶の意味 :こずえ/木の枝の先/かじ/クワ科の落葉高木
ウサタロー