楞とは、かどばる/かど/かどばった材木などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、木部に分類される。日本では不確定レベルの漢字とされる。
字体 | 楞 | |
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読み | 音読み | リョウ ロウ |
訓読み | かど かどば(る) |
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部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 木部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検対象外 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『楞』の字には少なくとも、楞・ 楞・ 楞る・ 楞の4種の読み方が存在する。
意味
かどばる/かど/かどばった材木
熟語
楞厳寺【りょうごんじ】
茨城県笠間市にある笠間氏の菩提寺。
律宗の寺であったが、鎌倉時代に笠間時朝が大拙和尚を招いて再興し禅宗の寺としたもの。
境内裏山の「姫春蝉」は、北限の地として天然記念物の指定を受けている。
ラプラン寺/拉卜楞寺【らぷらんじ】
[中国語]Labulengsi、[英語]LabrangTemple/LabrangMonastery
中国北西部、甘粛省(GansuSheng)(カンシュクショウ)南部の甘南チベット族自治州(GannanZangzuZizhizhou)北西部の夏河県(XiaheXian)(カガケン)にある、チベット仏教(ラマ教)の黄教派(黄帽派・ゲルク派)六大寺の一つ参照たーるじ(タール寺、塔爾寺、塔尓寺)
。
楞厳経【りょうごんぎょう】
[仏]『首楞厳経(シュリョウゴンギョウ)』の略称。
。
バインゴル・モンゴル自治州/巴音郭楞蒙古自治州【ばいんごるもんごるじちしゅう】
[中国語]BayinguolengMengguZizhizhou
中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(XinjiangWeiwuerZizhiqu)中央部・南東部の自治州。北東端をハミ地区(哈密地区
州都はコルラ市(庫尓勒市、庫爾勒市
文字コード
「楞」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+695E |
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JISX0213 | 1-60-33 |
戸籍統一文字番号 2 | 171750 |
住基ネット統一文字 | J+695E |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | 7227 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5294 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「楞」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 楞の画数 :13画
- 楞の部首 : 木
- 楞の読み方:ロウ・リョウ・かどばる・かど
- 楞の意味 :かどばる/かど/かどばった材木
ウサタロー