「気」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

気とは、物質の状態の一つ／ガス／とくに空気などの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、气部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『気』の字には少なくとも、気ケ・ 気キ・ 気いきの3種の読み方が存在する。

意味

1. 物質の状態の一つ。ガス。とくに空気。「気圧・気温・気化・気体・外気・換気・空気・湿気・瘴気(しょうき)・蒸気・大気・熱気・冷気・湯気」
2. 天地間に生じる自然現象。「気象・気候・天気・電気」
3. 息。呼吸。「気管・気息・呼気・口気」
4. 匂い。香り。「香気・臭気」
5. 感じられる様子。場に漂う空気。「気品・色気・陰気・雰囲気・気配」
6. 異様な様子。ただならぬ雰囲気。不気味。「鬼気・妖気・霊気」
7. 命の力。活力。精神力。「運気・元気・気力・意気・才気・生気・根気・精気・病気・気概・気骨」
8. 心や精神の性質、状態。「気重・気軽・気質・気性・気分・気味・気持・鋭気・狂気・血気・士気・正気・損気・短気・稚気・怒気・平気・本気・眠気・勇気・若気」
9. 病気。「脚気(かっけ)・腰気」
10. 時世の様子。社会の状況。「気運・景気」
11. 一年を二十四に分割した期間につけた名称。「節気・二十四気」

気の用法：状態変化(物質)

状態変化(物質)【じょうたいへんか】とは、物質が集合した状態。温度と圧力の変異によってその状態を変化させる。
低温高圧になるほど固体に近づき、高温低圧になるほど気体に近づく。合わせて「三態」という。

熟語

四字熟語

「気」の漢字を語中にもつ四字熟語24種を表にまとめる。

気【き】

気が咎(トガ)める：[2]とがめる(咎める)
。

呼気【こき】

[英語]exhalation／expiration

多気【たき】

[Romaji]Taki

たきぐん(多気郡)
たきちょう(多気町)
。

気障【きざ】

参照いき(粋)、やぼ(野暮)
気障な野郎
。

和気【わけ】

[Romaji]Wake

わけぐん(和気郡)
わけちょう(和気町)
。

文字コード

「気」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「気」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。