涅とは、そめる/黒くそめる/くろ/くろつち/水底の黒い土などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、水部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 涅 | |
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読み | 音読み | ネツ ネ デツ ネチ ケン ゲン |
訓読み | くろ くろ(める) くろつち そ(める) |
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部首 | 水部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 水部7画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『涅』の字には少なくとも、涅・ 涅・ 涅・ 涅・ 涅・ 涅・ 涅める・ 涅・ 涅める・ 涅の10種の読み方が存在する。
意味
そめる/黒くそめる/くろ/くろつち/水底の黒い土
- 涅【くり】
-
- 水底に淀んだ黒い土。黒いねば土。すらいむ(スライム)。
- 黒色の染料に用いる礬石(ハンセキ)(明礬<ミョウバン>)。
- [色]涅色(クリイロ)の略。
くりいろ(涅色、皀色)
熟語
涅【くり】
水底に淀んだ黒い土。黒いねば土。すらいむ(スライム)。
涅槃【ねはん】
[仏]煩悩の火が消え、智慧が完成する悟りの境地。絶対自由の状態。仏教の最終的な理想。
般涅槃【はつねはん】
[梵]parinirvana
[仏]涅槃に入(ハイ)ること。悟(サト)りを開くこと。[仏]肉体が滅(メッ)すること。
涅色/皀色【くりいろ】
[色]涅(クリ)で染めたような色。黒い色。
単に「涅(クリ)」とも呼ぶ。
文字コード
「涅」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6D85 |
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JISX0213 | 1-62-26 |
戸籍統一文字番号 2 | 197760 |
住基ネット統一文字 | J+6D85 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4986 |
新大字典4 | 講談社 | 8454 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6041 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 17521 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5986 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「涅」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「涅」についての総括
- 涅の画数 :10画
- 涅の部首 : 水
- 涅の読み方:ネツ・ネチ・ネ・デツ・ゲン・ケン・そめる・くろつち・くろめる・くろ
- 涅の意味 :そめる/黒くそめる/くろ/くろつち/水底の黒い土
以上で「涅」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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