「渾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、まじる/すべて/にごる/盛んに水が流れるさまなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、水部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「渾」
字体
読み 音読み コン
ゴン
訓読み すべ()
にご()
(じる)
部首 水部
画数 総画数 12画
部首内画数 水部9画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

渾_書き方
渾の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゴンコン渾じるまじる渾るにごる渾てすべての5種の読み方が存在する。

意味

まじる/すべて/にごる/盛んに水が流れるさま

熟語

四字熟語

「渾」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「渾」が入る四字熟語
渾渾沌沌こんこんとんとん

渾儀【こんぎ】

[中国語]hunyi

[天]こんてんぎ(渾天儀)

吐谷渾【とよくこん】

[中国語]Tuguhun

[歴]4~7世紀(五胡十六国時代~唐代)、中国の青海地方にあった国。
鮮卑(Xianbei)(センピ)系の王が西方へ移り、チベット系の羌族(QiangZu)(キョウゾク)を支配した。
中継貿易などで栄えた。

渾渾/混混【こんこん】

物の入り混(マ)じるさま。入り乱れるさま。
「渾渾沌沌(トントン)」とも呼ぶ。

滾滾/渾渾【こんこん】

水などが盛んに流れて尽(ツ)きないさま。また、湧(ワ)き出て尽きないさま。
(転じて)物事の尽きないさま。

渾渾沌沌【こんこんとんとん】

こんこん(渾渾、混混)

文字コード

「渾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「渾」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6E3E
JISX0213 1-62-53
戸籍統一文字番号 2 200910
住基ネット統一文字 J+6E3E

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「渾」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5094
新大字典4 講談社 8634
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6192
大漢和辞典6 7 大修館書店 17800
大漢語林8 大修館書店 6107

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「渾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「渾」についての総括
  1. 渾の画数 :12画
  2. 渾の部首 : 水
  3. 渾の読み方:ゴン・コン・まじる・にごる・すべて
  4. 渾の意味 :まじる/すべて/にごる/盛んに水が流れるさま
以上で「渾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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