漉とは、すく/紙を作る/こす/水などをこすなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、水部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 漉 | |
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読み | 音読み | ロク |
訓読み | こ(す) したた(らせる) す(く) |
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部首 | 水部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 水部11画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『漉』の字には少なくとも、漉・ 漉く・ 漉らせる・ 漉すの4種の読み方が存在する。
意味
すく/紙を作る/こす/水などをこす
熟語
漉き簀/漉簀【すきす】
和紙を漉(ス)く道具の一つ。
木枠に簀の子(スノコ)を張ったもの。
漉き桁(スキケタ、スキゲタ)と併称して「簀桁(スケタ、スゲタ)」とも呼ぶ。
漉き桁/漉桁【すきげた】
すきけた(漉き桁、漉桁)
。
紙漉き/紙漉【かみすき】
参照こうかい(叩解)
和紙:参照ながしすき(流し漉き、流漉)、ためすき(溜め漉き、溜漉)
。
漉き桁/漉桁【すきけた】
和紙を漉(ス)く道具の一つ。
木枠に紗(絹糸製の網)などを張ったもの。
「すきげた(漉き桁、漉桁)」とも、漉き簀(スキス)と併称して「簀桁(スケタ、スゲタ)」とも呼ぶ。
溜め漉き/溜漉【ためずき】
ためすき(溜め漉き、溜漉)
。
文字コード
「漉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6F09 |
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JISX0213 | 1-25-87 |
戸籍統一文字番号 2 | 204330 |
住基ネット統一文字 | J+6F09 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 5243 |
新大字典4 | 講談社 | 8798 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6376 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 18112 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 6276 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「漉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「漉」についての総括
- 漉の画数 :14画
- 漉の部首 : 水
- 漉の読み方:ロク・すく・したたらせる・こす
- 漉の意味 :すく/紙を作る/こす/水などをこす
以上で「漉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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