「灘」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

灘とは、なだ／波が荒く潮の流れが激しいところなどの意味をもつ漢字。22画の画数をもち、水部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「灘」
字体		灘
読み	音読み	ダンタンカンナントン
読み	訓読み	なだはやせ
部首		水部
画数	総画数	22画
画数	部首内画数	水部19画
国語施策		人名用漢字
JIS漢字水準		JIS第1水準
漢字検定		漢検準1級

書き方・読み方
- 書き方
- 読み方
意味
熟語
文字コード
検字番号
まとめ

書き方・読み方

書き方

読み方

『灘』の字には少なくとも、灘ナン・灘トン・灘ダン・灘タン・灘カン・灘はやせ・灘なだの7種の読み方が存在する。

意味

なだ／波が荒く潮の流れが激しいところ

熟語

灘区【なだく】

[Romaji]NadaKu

兵庫県神戸市の区。
神戸市には東灘区もある。
。

響灘【ひびきなだ】

[Romaji]HibikiNada

[地]山口県西方と福岡県北方にはさまれた日本海の海域。
関門海峡の北西で瀬戸内海の周防灘(スオウナダ)に通じ、西は玄界灘(ゲンカイナダ)に続く。
福岡県側から遠賀川(オンガガワ)が流入する。

伊予灘【いよなだ】

[Romaji]IyoNada

[地]瀬戸内海西部、北東部を防予諸島、南部を四国北西岸・佐田岬半島、西部を九州の国東半島(クニサキハントウ)、北西部を祝島・姫島に囲まれた海域。
北東は斎灘(イツキナダ)・安芸灘(アキナダ)、北西は周防灘(スオウナダ)、南西は豊後水道に通じる。すおうなだ(周防灘)。

燧灘【ひうちなだ】

[Romaji]HiuchiNada

[地]瀬戸内海中央部の海域。
北東部を塩飽諸島(シワクショトウ)、東部を荘内半島、南部を四国北岸、西部を高縄半島(タカナワハントウ)、北西部を芸予諸島(ゲイヨショトウ)に囲まれている。
北東部に水島灘(ミズシマナダ)があり、東側は備讃瀬戸(ビサンセト)を経て播磨灘(ハリマナダ)、西側は来島海峡(クルシマカイキョウ)を経て斎灘(イツキナダ)に通じる。

ナイル／灘江【ないる】

[英語]theNileRiver／theNile

[地]ないるがわ(ナイル川)
。

文字コード

「灘」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「灘」の文字コード一覧
Unicode ¹	U+7058
JISX0213	1-38-71
戸籍統一文字番号 ²	211700
住基ネット統一文字	J+B50B

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「灘」の検字番号一覧
書籍	出版社	検字番号
角川大字源³	角川書店	5394
新大字典⁴	講談社	9112
新潮日本語漢字辞典⁵	新潮社	6544
大漢和辞典⁶ ⁷	大修館書店	18784
大漢語林⁸	大修館書店	6431