甑とは、こしき/底に小さな穴の開いた穀物などを蒸す土器などの意味をもつ漢字。17画または16画の画数をもち、瓦部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 甑 | |
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読み | 音読み | ソウ ショウ ジョウ |
訓読み | こしき | |
部首 | 瓦部 | |
画数 | 総画数 | 17画 ・16画 |
部首内画数 | 瓦部12画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『甑』の字には少なくとも、甑・ 甑・ 甑・ 甑の4種の読み方が存在する。
意味
こしき/底に小さな穴の開いた穀物などを蒸す土器
- 甑【こしき】
-
- [料]米・豆などを蒸(ム)すのに用いた土器。
のち、木製の蒸籠(セイロウ)が用いられるようになった。せいろう(蒸籠)。- [俗][工]小型のキューポラ。
きゅーぽら(キューポラ) - [料]米・豆などを蒸(ム)すのに用いた土器。
熟語
甑【こしき】
[料]米・豆などを蒸(ム)すのに用いた土器。
のち、木製の蒸籠(セイロウ)が用いられるようになった。せいろう(蒸籠)。
上甑【かみこしき】
[Romaji]Kamikoshiki
[地]かみこしきじま(上甑島)[古]かみこしきむら(上甑村)
。
下甑【しもこしき】
[Romaji]Shimokoshiki
[地]しもこしきじま(下甑島)[古]しもこしきそん(下甑村)
。
下甑島【しもこしきじま】
[Romaji]ShimokoshikiJima
[地]九州南西部、甑島列島の一島。鹿児島県薩摩川内市(サツマセンダイシ)に所属。
もと、薩摩郡(サツマグン)の下甑村(シモコシキソン)と鹿島村(カシマムラ)に分属。
上甑村【かみこしきむら】
[Romaji]KamikoshikiMura
[古]鹿児島県西部、薩摩郡(サツマグン)にあった村。上甑島西半部と中甑島から成る。1891年(明治24年)里村(サトムラ)が分離・発足。文字コード
「甑」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7511 |
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JISX0213 | 1-25-89 |
戸籍統一文字番号 2 | 242130 |
住基ネット統一文字 | J+7511 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | 10076 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 7307 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「甑」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「甑」についての総括
- 甑の画数 :17画,16画
- 甑の部首 : 瓦
- 甑の読み方:ソウ・ジョウ・ショウ・こしき
- 甑の意味 :こしき/底に小さな穴の開いた穀物などを蒸す土器
以上で「甑」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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