「碾」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ひく/うすでひく/うす/ひきうす/いしうすなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、石部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「碾」
字体
読み 音読み テン
デン
ネン
訓読み うす
()
部首 石部
画数 総画数 15画
部首内画数 石部10画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

碾_書き方
碾の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ネンデンテン碾くひくうすの5種の読み方が存在する。

意味

ひく/うすでひく/うす/ひきうす/いしうす

熟語

碾磑【てんがい】

「碾」、「磑」はともに臼(ウス)のこと。

水力で回して粉をひく石臼(イシウス)。
「みずうす」とも呼び、『日本書紀』によれば610[推古18]高麗王の命により来朝した曇徴(ドンチョウ)が伝えたとされる。

碾茶【てんちゃ】

[食]抹茶(マッチャ)の原料となる茶。
日覆(ヒオオ)いをした若芽を蒸し、もまずに乾燥させたもの。
臼(ウス)で挽(ヒ)いて抹茶にする。

挽き茶/挽茶/碾茶【ひきちゃ】

[英語]powderedtea

[食]抹茶(マッチャ)の別称。
まっちゃ(抹茶)

水碓/碾磑【みずうす】

てんがい(碾磑)

文字コード

「碾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「碾」の文字コード一覧
Unicode 1 U+78BE
JISX0213 1-66-90
戸籍統一文字番号 2 272160
住基ネット統一文字 J+78BE

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「碾」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6630
新大字典4 講談社 11056
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8003
大漢和辞典6 7 大修館書店 24370
大漢語林8 大修館書店 7791

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「碾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「碾」についての総括
  1. 碾の画数 :15画
  2. 碾の部首 : 石
  3. 碾の読み方:ネン・デン・テン・ひく・うす
  4. 碾の意味 :ひく/うすでひく/うす/ひきうす/いしうす
以上で「碾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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