「磬」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

磬とは、読経のときに打ち鳴らす鉢形をした仏具／への字形の古代の打楽器などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、石部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『磬』の字には少なくとも、磬ケイ・磬キン・磬キョウの3種の読み方が存在する。

読経のときに打ち鳴らす鉢形をした仏具／への字形の古代の打楽器

磬【けい】: [中国語]qing

[楽]中国古代の打楽器。
秦・漢時代、「へ」の字形をした石製・陶製で、吊るして打ち鳴らした。
一個のみ吊るした「特磬(teqing)」、大小十数個を並べ吊るした「編磬(bianqing)」、玉製の「玉磬(yuqing)」などがある。しょう(鐘)、さぬきがん(讃岐岩)。

[仏]仏事に用いる打楽器。
一般に銅製で、曲形・蝶形・雲形・蓮華形などがある。
「磬子(qingzi)(ケイス)」とも呼ぶ。

[中国語]qing

[楽]中国古代の打楽器。
秦・漢時代、「へ」の字形をした石製・陶製で、吊るして打ち鳴らした。
一個のみ吊るした「特磬(teqing)」、大小十数個を並べ吊るした「編磬(bianqing)」、玉製の「玉磬(yuqing)」などがある。

[中国語]qingzi

[仏]けい(磬)
。

[中国語]teqing

[楽]けい(磬)
。

[中国語]bianqing

[楽]けい(磬)
。

[英語]sanukite

[鉱]古代の打楽器「磬」に用いる石。けい(磬)。
[鉱]さぬきがん(讃岐岩)
。

「磬」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。