「禰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、みたまや/おたまやなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、示部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「禰」
字体
読み 音読み
デイ
ナイ
セン
訓読み かたしろ
みたまや
部首 示部
画数 総画数 19画
部首内画数 示部14画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

禰_書き方
禰の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ナイデイセンみたまやかたしろの6種の読み方が存在する。

意味

みたまや/おたまや

熟語

禰宜【ねぎ】

[宗]神社の職階の一つ。神主の下、祝(ハフリ)の上。

宿禰【すくね】

[歴]古代、天皇が臣下・近臣を親しんで呼んだ称。
武内宿禰(タケノウチノスクネ)の類。
[歴]八色(ヤクサ)の姓(カバネ)の第三。

美祢/美禰【みね】

[Romaji]Mine

みねし(美祢市)
[古]みねぐん(美祢郡)

野見宿禰【のみのすくね】

[Romaji]NominoSukune

[日本神話]『日本書紀』に登場する人物。天穂日命(アマノホヒノミコト)の子孫で、出雲の人。
剛力無双で、垂仁天皇(スイニンテンノウ)の命により当麻蹴速(蹶速)(タイマノケハヤ)と力くらべ(相撲)をとって投げ殺し、蹴速の土地を与えられ朝廷に仕えた。

宿禰神社【すくねじんじゃ】

東京都墨田区にある神社。
相撲の神様である野見宿禰(ノミノスクネ)を祀(マツ)る。のみのすくね(野見宿禰)。

文字コード

「禰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「禰」の文字コード一覧
Unicode 1 U+79B0
JISX0213 1-39-09
戸籍統一文字番号 2 278400
住基ネット統一文字 J+B72D

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「禰」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6771
新大字典4 講談社 11280
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8166
大漢和辞典6 7 大修館書店 24851
大漢語林8 大修館書店 7941

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「禰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「禰」についての総括
  1. 禰の画数 :19画
  2. 禰の部首 : 示
  3. 禰の読み方:ネ・ナイ・デイ・セン・みたまや・かたしろ
  4. 禰の意味 :みたまや/おたまや
以上で「禰」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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