「粥」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「鬻」については「鬻(漢字)」をご覧ください。

とは、ひさぐ/売る/かゆなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、米部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「粥」
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読み 音読み イク
シュク

訓読み かゆ
ひさ()
部首 米部
画数 総画数 12画
部首内画数 米部6画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
異体字「鬻」
字体
画数 22画
Unicode U+9B3B
JISX0213 1-68-88

書き方・読み方

書き方

粥_書き方
粥の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、シュクイク粥ぐひさぐかゆの6種の読み方が存在する。

意味

ひさぐ/売る/かゆ

粥【かゆ】
  • [食]水を多くして米を柔らかに炊いたもの。その食事。
    禅家などでの朝食は「しゅく(粥)」と呼ぶ、参照あずきがゆ(小豆粥)、ななくさがゆ(七草粥)、ろうはちがゆ(臘八粥)
  • もとは蒸したものに対する名称で、普通の飯(メシ)は「固粥(カタカユ、カタガユ)」、柔らかい飯は「汁粥(シルカユ)」と呼ばれた。
  • 熟語

    粥【かゆ】

    [食]水を多くして米を柔らかに炊いたもの。その食事。
    禅家などでの朝食は「しゅく(粥)」と呼ぶ、参照あずきがゆ(小豆粥)、ななくさがゆ(七草粥)、ろうはちがゆ(臘八粥)
    もとは蒸したものに対する名称で、普通の飯(メシ)は「固粥(カタカユ、カタガユ)」、柔らかい飯は「汁粥(シルカユ)」と呼ばれた。

    粥腫【しゅくしゅ】

    [ドイツ語]Atherom

    [医]あてろーむ(アテローム)

    臘八粥【ろうはちがゆ】

    [中国語]labazhou

    [食](中国で)臘八(陰暦十二月八日)に食べる粥。
    米・豆などの穀類に野菜やナツメ・クリ・ハスの実などの干した果実を加えて炊(タ)いた粥。一般に八種の具が入っている。

    温糟粥/紅糟粥【うんぞうがゆ】

    [仏]禅宗の寺で臘八(陰暦十二月八日)の朝に炊(タ)いて仏前に供(ソナ)え、晩に食する粥。
    酒粕(カス)と味噌を加えた粥とも、昆布・串柿・大豆の粉などを加えた粥とも言う。
    「臘八粥(ロウハチガユ)」とも呼ぶ。

    文字コード

    「粥」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「粥」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+7CA5
    JISX0213 1-20-01
    戸籍統一文字番号 2 301120
    住基ネット統一文字 J+7CA5

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「粥」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 7215
    新大字典4 講談社 11995
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8764
    大漢和辞典6 7 大修館書店 26938
    大漢語林8 大修館書店 8492

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「粥」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「粥」についての総括
    1. 粥の画数 :12画
    2. 粥の部首 : 米
    3. 粥の読み方:ミ・ビ・シュク・イク・ひさぐ・かゆ
    4. 粥の意味 :ひさぐ/売る/かゆ
    以上で「粥」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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