笏とは、しゃく/官人が書きつけをするための板などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、竹部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 笏 | |
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読み | 音読み | コツ ブン ブツ コチ モチ モン |
訓読み | しゃく | |
部首 | 竹部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 竹部4画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『笏』の字には少なくとも、笏・ 笏・ 笏・ 笏・ 笏・ 笏・ 笏の7種の読み方が存在する。
意味
しゃく/官人が書きつけをするための板
- 笏【しゃく】
-
[中国語]hu
- 束帯(ソクタイ)を着るとき、右手に持つ長さ1尺2寸(約36センチメートル)の細長い板(tablet)。威厳を整える儀礼用。
古代中国で天子に拝謁するとき、天子の命令をメモした竹簡(チクカン)。
後にそれを模(カタド)って木・竹・玉・象牙などで作り、裏に紙を貼って使用した。
日本では唐制の手板の手板(シュハン)に倣(ナラ)し、- 材料:参照いちい(イチイ、櫟、赤檮、一位)
- 「こつ(笏)」が「こつ(骨)([中国語]gu)」に通じるのを嫌い、長さが約1尺であることから「しゃく(尺)」の音を借りたもの。
- 束帯(ソクタイ)を着るとき、右手に持つ長さ1尺2寸(約36センチメートル)の細長い板(tablet)。威厳を整える儀礼用。
- 笏【こつ】
-
[中国語]hu
- しゃく(笏)
熟語
笏【こつ】
[中国語]hu
しゃく(笏)
。
笏【しゃく】
[中国語]hu
束帯(ソクタイ)を着るとき、右手に持つ長さ1尺2寸(約36センチメートル)の細長い板(tablet)。威厳を整える儀礼用。
古代中国で天子に拝謁するとき、天子の命令をメモした竹簡(チクカン)。
支笏湖【しこつこ】
[Romaji]ShikotsuKo
[地]北海道南西部、千歳市西部にあるカルデラ湖。支笏洞爺(トウヤ)国立公園に含まれる。とうやこ(洞爺湖)。
笏谷石【しゃくだにいし】
[Romaji]shakudani-ishi
[鉱][建]福井県福井市の笏谷地区で採掘される良質の火山礫凝灰岩。。
文字コード
「笏」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7B0F |
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JISX0213 | 1-67-84 |
戸籍統一文字番号 2 | 289550 |
住基ネット統一文字 | J+7B0F |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 6981 |
新大字典4 | 講談社 | 11597 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8449 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 25882 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8198 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「笏」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「笏」についての総括
- 笏の画数 :10画
- 笏の部首 : 竹
- 笏の読み方:モン・モチ・ブン・ブツ・コツ・コチ・しゃく
- 笏の意味 :しゃく/官人が書きつけをするための板
以上で「笏」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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