符とは、おふだ/守り札/しるし/あかし/記号/わりふ/しるしを書いて二つに割って合わせて証拠とするためのふだなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、竹部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 符 | |
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読み | 音読み | フ 《外》ブ |
訓読み | 《外》わりふ | |
部首 | 竹部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 竹部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『符』の字には少なくとも、符・ 符・ 符の3種の読み方が存在する。
意味
おふだ/守り札/しるし/あかし/記号/わりふ/しるしを書いて二つに割って合わせて証拠とするためのふだ
熟語
符讖【ふしん】
道教で未来のことを予言した文書。
「符(「竹」冠+「録」:補助5089)(フロク)」とも呼ぶ。
。
符験【ふけん】
[漢]任命・信任の証拠となる割り符。
「符竹(フチク)」、「符節(フセツ)」とも呼ぶ。
[漢]証拠。
符竹【ふちく】
[漢]官吏に任命するための割り符。
「符節(フセツ)」、「符験(フケン)」とも呼ぶ。
古代は竹で作られていたことから。
符守【ふしゅ】
[漢]任命の割り符(符竹)を受けて太守(郡の長官)になること。
「符竹(フチク)」とも呼ぶ。
。
符節【ふせつ】
[国]両者がぴったりと一致すること。符合。
符節を合わせる
[漢]官吏に任命するための割り符。
文字コード
「符」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7B26 |
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JISX0213 | 1-41-68 |
戸籍統一文字番号 2 | 290110 |
住基ネット統一文字 | J+7B26 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7007 |
新大字典4 | 講談社 | 11616 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8479 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 25935 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8227 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「符」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「符」についての総括
- 符の画数 :11画
- 符の部首 : 竹
- 符の読み方:ブ・フ・わりふ
- 符の意味 :おふだ/守り札/しるし/あかし/記号/わりふ/しるしを書いて二つに割って合わせて証拠とするためのふだ
以上で「符」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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