「筵」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、むしろ/竹を編んで作った敷物などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、竹部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「筵」
字体
読み 音読み エン
訓読み むしろ
部首 竹部
画数 総画数 13画
部首内画数 竹部7画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

筵_書き方
筵の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、エンむしろの2種の読み方が存在する。

意味

むしろ/竹を編んで作った敷物

熟語

針の筵【はりのむしろ】

(針を植えた筵の意味から)周囲の非難・冷遇・環境や、自責の念などで一瞬も心が安まらない場所のたとえ。
「針の山」とも呼ぶ。
針の筵に座る思い

ムシロ/筵/莚/蓆/席【むしろ】

ワラ(藁)などで編んだ敷物の総称。

むしろ旗/筵旗/蓆旗【むしろばた】

ムシロに竹竿をつけて旗としたもの。
中世・近世、百姓一揆(農民一揆)などで用いられた。
一向一揆の旗:進まば往生極楽(オウジョウゴクラク)、退(シリゾ)かば無間地獄(ムゲンジゴク)(進者往生極楽/退者無間地獄)。

筵天井/蓆天井【むしろてんじょう】

[Romaji]mushirotenjo

[建]ムシロを張った天井。
ガマ(蒲)・マコモ(真菰)・トウ(藤)などの編んだものが用いられる。
茶室の落天井(オチテンジョウ)に多く用いられる。

パラムシル島/幌筵島/幌莚島【ぱらむしるとう】

[Romaji]ParamushiruTo、[露]OstrovParamushir

[地]千島列島(KurilIslands)北部の火山島。
北緯50.40°、東経155.89°の地。
北西部にシュムシュ島(OstrovShumshu)(占守島)があり、その先にカムチャツカ半島(PoluostrovKamchatka)がある。

文字コード

「筵」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「筵」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7B75
JISX0213 1-68-07
戸籍統一文字番号 2 291660
住基ネット統一文字 J+7B75

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「筵」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7030
新大字典4 講談社 11688
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8517
大漢和辞典6 7 大修館書店 26080
大漢語林8 大修館書店 8258

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「筵」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「筵」についての総括
  1. 筵の画数 :13画
  2. 筵の部首 : 竹
  3. 筵の読み方:エン・むしろ
  4. 筵の意味 :むしろ/竹を編んで作った敷物
以上で「筵」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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