「算」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

算とは、かぞえる／計算するなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、竹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『算』の字には少なくとも、算セン・ 算サン・ 算えるかぞえる・ 算かずの4種の読み方が存在する。

意味

1. かぞえる。計算する。「算木・算出・算数・算法・暗算(あんざん)・加算・計算・決算・減算・採算・珠算(しゅざん)・除算・積算・通算・予算・算盤(そろばん)」
2. かず。年の数。年齢。「算賀・宝算・聖算」
3. はかる。もくろみ。てだて。計略。計画。謀。「算段・誤算・公算・勝算・成算・打算・目算」

算の用法：四則計算

四則計算【しそくけいさん】とは、算術のなかで最も基本とされる四つの演算手法。「四則演算」や「加減乗除」とも呼ばれる。演算結果についても「和差積商」とまとめて呼ぶことがある。

算の用法：賀の祝い

賀の祝い【がのいわい】とは、長寿を祝う意。本来は数え年を祝う風習だが満年齢ですることも。算賀、賀寿、年祝とも。*珍寿には110歳,112歳などの説がある。

熟語

四字熟語

「算」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

和算【わさん】

[数]日本古来の数学。
天元(テンゲン)：微積分。
天尊(テンソン)：代数。

算木【さんぎ】

易(エキ)で占(ウラナ)いに使う、長さ約三寸(10センチメートル)の正方柱体の木。
６本を一組みとし、筮竹(ゼイチク)を使って卦(ケ)を立て、それを算木の四面を用いて表す。
[数]和算(ワサン)で用いる計算用具。

電算【でんさん】

[英語]computer

算易【さんえき】

[Romaji]san’eki

算盤占いの別称。
そろばんうらない(算盤占い、算盤占)
。

電算機【でんさんき】

[英語]computer

文字コード

「算」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「算」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。