「篆」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

篆とは、篆書（てんしょ）・篆文（てんぶん）／漢字の書体の一種などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、竹部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『篆』の字には少なくとも、篆デン・篆テンの2種の読み方が存在する。

篆書（てんしょ）・篆文（てんぶん）／漢字の書体の一種

「篆」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「篆」が入る四字熟語
彫虫篆刻ちょうちゅうてんこく

[中国語]zhuanzi

[言]漢字の書体の一つ。大篆(dazhuan)と小篆(xiaozhuan)があり、狭義には小篆のこと。
「篆書(zhuanshu)(テンショ)」、「篆文(zhuanwen)(テンブン)」とも呼ぶ。

[中国語]dazhuan

[言]周の宣王(在位：BC.828～BC.782)の時、太史籀(taishiZhou)(タイシ・チュウ)が造ったとされる装飾的な漢字の書体。
「古籀(guzhou)(コチュウ)」、「籀書(zhoushu)(チュウショ)」、「籀文(zhouwen)(チュウブン)」とも呼ぶ。
⇔しょうてん(小篆)
。

[中国語] [言]漢字の書体の一つ。大篆(dazhuan)と小篆(xiaozhuan)があり、狭義には小篆のこと。
「篆字(zhuanzi)(テンジ)」、「篆書(zhuanshu)(テンショ)」とも呼ぶ。

「篆」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。