簣とは、あじか/もっこ/物を入れたり土を運んだりする竹などで編んだかごなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、竹部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 簣 | |
---|---|---|
読み | 音読み | キ カイ ギ ケ |
訓読み | あじか もっこ |
|
部首 | 竹部 | |
画数 | 総画数 | 18画 |
部首内画数 | 竹部12画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『簣』の字には少なくとも、簣・ 簣・ 簣・ 簣・ 簣・ 簣の6種の読み方が存在する。
意味
あじか/もっこ/物を入れたり土を運んだりする竹などで編んだかご
熟語
四字熟語
「簣」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
一簣之功 |
一簣【いっき】
一つのもっこ(畚)。もっこ(もっこ、畚)。
もっこに盛った一杯の土。
一簣の功/一簣之功【いっきのこう】
[中国語]yikuaizhigong
最後の努力。あと一息(ヒトイキ)の骨折り。いっき(一簣)。
九仞の功を一簣に欠く/九仞の功を一簣に虧く【きゅうじんのこうをいっきにかく】
[中国語]jiurenyikui(九仞一簣)
[故]長い間の努力や苦労で完成を目の前にしたが、いま一息というところでわずかな不備や油断により完成に至らず無駄に終わること。いっきのこう(一簣の功、一簣之功)。『書経』旅(傲「螯」の「虫」を「犬」に替える)(リョゴウ):為山九仞、功虧一簣:山を為(ツク)る九仞、功、一簣に虧く:非常に高い築山を築くのに、最後の一杯の簣(モッコ)の土を欠いても完成しない。
文字コード
「簣」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7C23 |
---|---|
JISX0213 | 1-68-47 |
戸籍統一文字番号 2 | 296450 |
住基ネット統一文字 | J+7C23 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7131 |
新大字典4 | 講談社 | 11849 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8657 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 26524 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8391 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「簣」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「簣」についての総括
- 簣の画数 :18画
- 簣の部首 : 竹
- 簣の読み方:ケ・ギ・キ・カイ・もっこ・あじか
- 簣の意味 :あじか/もっこ/物を入れたり土を運んだりする竹などで編んだかご
以上で「簣」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。