綛とは、かせ/紡いだ糸を巻き取る道具/かせいと/かすり/かすり模様/また、その織物などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、糸部に分類される。日本では不確定レベルの漢字とされる。
字体 | 綛 | |
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読み | 音読み | |
訓読み | かすり かせ |
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部首 | 糸部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 糸部7画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検対象外 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『綛』の字には少なくとも、綛・ 綛の2種の読み方が存在する。
意味
かせ/紡いだ糸を巻き取る道具/かせいと/かすり/かすり模様/また、その織物
- 綛【かせ】
-
- 紡(ツム)いだ糸をかけて巻き取るH字型またはX字型の道具。
「綛木(カセギ)」とも呼ぶ。- 「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。
- 綛木からはずした糸。
「綛糸(カセイト)」とも呼ぶ。- 「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。
- 手拭(テヌグ)いなどを掛けておく家具。
- 「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。
- 荷造りや取り扱いに便利なように、一定の長さの周囲をもつ枠(ワク)に、ある一定の回数糸を巻いて長さをそろえ、枠を取りはずし束(タバ)ねたもの。
綿糸では840ヤード(768メートル)、梳毛(ソモウ)糸(毛糸)では560ヤード(512メートル)を一綛(カセ)とする。- 「綛」のみ。
- 紡(ツム)いだ糸をかけて巻き取るH字型またはX字型の道具。
熟語
綛【かせ】
紡(ツム)いだ糸をかけて巻き取るH字型またはX字型の道具。
「綛木(カセギ)」とも呼ぶ。
「(「木」偏+「峠」-「山」)」とも書く。
文字コード
「綛」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7D9B |
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JISX0213 | 1-69-25 |
戸籍統一文字番号 2 | 307570 |
住基ネット統一文字 | J+7D9B |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8963 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「綛」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「綛」についての総括
- 綛の画数 :13画
- 綛の部首 : 糸
- 綛の読み方:かせ・かすり
- 綛の意味 :かせ/紡いだ糸を巻き取る道具/かせいと/かすり/かすり模様/また、その織物
以上で「綛」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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